赤ノ峰の非日常

非日常的なゲイの日常

戯事

夜、目が覚めました。

尿意にかられ、一階のトイレへ向かいます。

トイレの電気が点きっぱなしでした。

きっと家族の誰かが点けたままにしたのでしょう。

ドアを開けると、それは僕の家のものではありませんでした。

便器も電気も僕の家のものではありません。

しかし僕は特に気には留めません。

用をたし、二階の僕の部屋に戻ります。

階段を登ろうとしたちょうどその時、父親の怒鳴り声が聞こえました。

僕は衝動的に走り、一目散に部屋に戻ってベットに潜り込みました。

とてもどきどきとしていました。

ベットの中で安心感に浸ろうとしていると、僕の部屋に飼っている猫が入って来ました。

ドアは閉めた筈です。

猫は僕の上に乗りました。

少し苦しいな、と思いました。

すると猫は僕の首に手を押し付け、首を絞めました。

息ができませんでした。

追い払おうとしても身体が動きません。

僕は悶えていました。

父親が入って来ました。

いえ、気付いたら居ました。

助けて、と言おうとしても声が出ません。

身体も動きません。

父親は無表情で僕を見下ろしていました。

その後の事は良く覚えていません。

気付いたらベットに寝ていました。息も出来るし、身動きもとれます。

ドアも閉まっていました。

 

 

金縛りでした。

 

この間金縛りにあったんですけどね、その時に見た夢がとても文学的だったので文学的に書いてみたかっただけだよ。

どうも赤ノ峰空だよ(今更感)

金縛りって精神的に負荷が掛かっている時になるそうですよ。

何かとストレスは多いものね。

それにしても飼い猫に首を絞められるとは思わなかった。

そして父親の無表情がとても怖かった。

そしてトイレは何だったのか。

夢は現実を写す鏡とかって言いますけど、これは何かの暗示でしょうか。

 

ふふふ。

 

ただ金縛りにあったよっていうよしなし事でした。

読んでくれてありがとう。

ぐんない。